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| シンセン地下鉄開通 |
12月28日、シンセン市で地下鉄が開通した。
ここ数年、シンセン市の中心部では地下鉄工事がなされ、さらに開通時期も何度か遅れ、まだ試験的ではあるが、ようやく開通した。
シンセン市にいる多くの日本人は「乗ってみたいが、きちんと出来ているか信用できないので、1ヶ月ほどして問題がおきなかったら乗ってみる」と口をそろえる。
シンセン地下鉄の概要
羅湖のイミグレから世界之窓(華僑城)の手前まで東西に走る1号線と、皇崗(皇崗駅は未開通)から新しく出来たコンベンションセンター(会展中心)を突き抜け、更に新しい市政府(市民中心)あたりまで南北に走る4号線(今後2号、3号線が出来るらしい)の十字になっている。
1号線と4号線の乗換駅は「会展中心」と言って、最近シンセンのオフィス街として開発されているところである。
料金は初乗り2元、最大5元である。 |
将来的には、東は沙頭角、南は皇崗(落馬州でKCRとつながる)、西は福永空港、北は布吉、龍華まで伸びる(いつのことやらと思うが)。
なかなか地下鉄に乗れない日本人の皆様のために早速試乗してきました。
われわれが抱えるシンセンの地下鉄に対しての疑問
「汚いのではないか?」もしくは「臭いのでは?」
「地下鉄の乗り方が分からない人ばかりではないか?」
「あちこちがペンキ塗り立てでは?」
「乗客の4割がスリではないか?」
などの疑問にお応えします。
乗車場所は新しい市政府、市民中心から4号線で
南下し、会展中心で1号線に乗り換えて国貿までの
ルートです。
市民中心で用事を済ませ、地下鉄のマークのある
ゲートを下っていったが、どこまで歩いても地下鉄駅
らしいところに出ない。しまいには地下の工事現場に
出てしまった。
地下鉄の駅の出口がまだ全て完成していない。
ようやく券売機に辿り着いて、非接触式のプリペイド
カードを窓口で買った。保証金として40元必要(カード
を返すときに40元が返金されるシステム)。
他の乗客はというと、切符(コインタイプのトークン)の買い方が分からないのか、まず案内窓口に殺到し行列をなす。そのあと券売機に行き、乗車券の買い方がわからず行列をなす。さらに、トークンをどのように改札口で使っていいか分からず行列をなす。
乗車券を買ったのに、改札口が通れないと激怒していたおばちゃんがいた。
「おばちゃん、そのコインをそこに載せればゲートが開くよ」と親切に教えてあげて、そのとおりゲートが開いたら、おばちゃん大喜び。喜んでいる間に、またトークンを通さない若いお姉ちゃんが、おばちゃんの開けたゲートを通り抜けてしまった。
と楽しい光景を目にしながら、心なしか接触の感度が悪いカードで改札を通る。
まずは南方面に行きたいので皇崗か福民方面に行こうと
したら、案内のお兄ちゃんに逆の北方面に行くプラットホーム
(少年宮駅方面)に行けと指図された。
良く分からないままプラットホームに行くと、まだきちんと
開通されておらず、単線になっていた。つまり、4号線はまだ
1本しか走っていないのである。
南方面行きの線路が完成していないのか? はたまた
地下鉄の車両が納品遅れになっているのか?
プラットホームで待つこと10分。やはり、きれいだ。さらに
上海に地下鉄にあるようなインフォメーションテレビもある。
香港のMTRにある線路落下防止ガラスウォールも備え付け。
すばらしい。安全面にもやはり配慮している。と感心してい
たら、電車が来てもいないのに、ガラスウォールのドアの一つが
開いてしまった。誤作動らしい。ありえない話だが、誤作動で
開くのだ。
更に、それが閉じず係員数人で力任せに閉じる。
おい、コンピューター制御じゃないの? 人力なの?
しまりきった瞬間電車が来た。ぎりぎりセーフ。
タクシーに乗れば10分の移動も地下鉄に乗れば楽しい旅となる。
次回は「ようやく地下鉄に乗った」の巻。


↑まだ出来ていない入り口
↑これが本物
↑ガラスウォール付プラットホーム
↑インフォメーションテレビ
←勝手に開いてしまったドアを人力で閉じようとする駅員の皆様。
とそれを見守る小朋友。