| シンセンでの反日デモ発生について |
| 4月3日、シンセン市内で反日デモが起こりました。 デモの目的は、日本の国連安保理加盟反対ということですが、教科書問題も絡み日本商品の不買運動まで発展しております。 場合によってはこの事態が深刻化する可能性もあり、現地企業を運営し、日系企業の支援を行っている弊社として、現地の状況を一般の日系企業様へも公開する事となりました。 4月1日:中国では日本と同様、デモや集会を行う場合、事前に行政に申請しなくてはならない。 今回の件も同様、事前に申告があり、中国当局より、日本の大使館へ事前に連絡があり、現地の日本人商工会などは4月1日時点での情報は回っていた。 また、香港のほとんどのメディアでも同様、今回の情報は事前にキャッチしてあり、3日のデモに対するニュースも記事にしていたメディアもあった。 4月3日: 午前9時、シンセン市華強北で日本の国連安保理加盟反対の署名活動がスタート。 4000名の署名を獲得後、千数百人の規模で、シンセン市市政府を経由しJUSCO(中信広場)へ到着。 参加者の一部は看板やベンチを破壊。準備していた警察(百数十名)とももみ合いになる。 午後1時、東門に移動。日系企業ではない地元資本の「一番拉面」への投石などもあり、西武百貨店前に移動。ここでも一部警察ともみ合いになる。 午後3時、シンセン市体育館で国家などを歌い、解散。 4月4日: 主要な地元新聞紙には、今回の件はほとんど報道されていない。 ただ、香港系新聞は記事にしている(但し、ローマ法王死去の記事と重なり、大々的ではなかった)。 弊社事務所に公安が突然来て、注意喚起と「安心してください」とフォローする。 あえて、「何かあったんですか?」と聞くと、「言えない」とのこと。 その後、オフィスの入居しているビルの保安部の経理(部長)もやってきて、公安と同様の事を言っていった。 以上、今回の経緯を簡単に記述しました。 これから記述する事はあくまでも、個人的見解ですので、ご参考まで。 これらの一連の動きを見ると中国政府の動きが見えないでもない。 まず、シンセン市という地域でのデモ。ご存知のとおり、ここはあまり反日感情は少ないほうである。更に、シンセン市の今までの発展を考えると、日系企業が果たした役割や貢献は大きく、今後もその貢献度ははるかに大きい。市当局としても、このようなことで、シンセン市への投資が減る事はなくしたい。 それではなぜ、シンセン市でデモを行ったか? それは中央の指導による外国メディアへのアピールではないかと思う。 香港メディアと香港に滞在している海外メディアのアクセスがよい点にある。これは事前にデモの情報を公表していた事にある。また、「シンセンでデモ?」というインパクトもある。 デモ後の日系企業へのフォローも迅速であったことも、うなずける。 このような、フォローもあり、一時的には安心できる状況にありますが、現地では以下の点に気をつけていただきたい。 ・日系の飲食店への出入りの自粛(特に週末など) ・事前情報の取得 ・人が集まっているところへ興味本位で近づかない ・中国及び中国人に対する言動に注意する ・万が一デモに囲まれたら、警察に日本人である事をアピールする(日本人個人への被害は是が非でもなくすはずです) この記事を書いている最中でも、4月10日に広州及びシンセンでデモが行われるという情報が入ってきます。 続報へ 蛇足ですが、出張や短期滞在の場合、現地で安全をフォローする日本人がいない場合が多いです。 弊社のビジネスサポート、ビジネスセンターサービスには現地での安全サポートもございますので、是非ご活用ください。 また、シンセンへの出張自粛の場合でも、営業・購買代理やオフィスアウトソーシングサービスも行っておりますので、このような場合でも円滑に中国との取引を行えます。 シンセン地区で業務を行っている企業も多くあるかと思いますので、私見も交え、今後の動向もお伝えしたいと存じます。 しかしながら、WEBサイト上では、表現も制限されるため、メールとの併用による生の情報の提供を無料で行う事に致しました。 当WEBに関する情報をメールでもご希望の方は以下のメーラーを起動して、 ・貴社名 ・ご担当者名 ・メールアドレス をご記入のうえ、発送してください。 起動はここをクリック |